● 公演終了日記 風見エイジ(平田知大)

ベンの相棒、エイジ

「ショックを与えると甦るらしいな」

『白と黒への回帰線』にご来場いただき、真に有り難うございました!
今回は初のシリーズ作品ということで、前作『白と黒の境界線』の3ヶ月前のお話でした。
前作を観てなくても大丈夫!ってやつですね。
この白黒シリーズをやるにあたり、岡本くんのベンと、私のエイジの衣装が劇団事務所から発掘されました。
そうだね、再演みたいなもんだからね。ってどーして矢澤さんのマリだけ衣装が新調されるのさΣ( ̄◇ ̄*)
まあいいか。
そして2009年設定ということは、携帯もスマホじゃないんですね。
ベンとエイジのお気に入りの煙草もパッケージが変わってて、あ!みたいな。
今回は劇中で2人とも電子タバコになっちゃうので、あんまり関係ないんですけどね。
さて、ひさしぶりのエイジはかなり楽しかったです。
ベンとマリという懐かしいパートナー達との会話はやけに懐かしく、新キャラ達との会話はとても新鮮でした。
立ち稽古初日、「あ、エイジってこーゆーヤツだった!」と思いながら稽古してました。
お客様に「おかえりなさい」と言われたのはとても嬉しかったですねえ。ありがとうございます。

「余計なこと言うなよ!」「ついうっかり正直に」

「ターゲット? めでたく見失ったよ。・・・動けないからだよ」

ベン、というか岡本君と言えば!
先日の終了日記で「台詞を飛ばした」告白をしてましたねえ。
あれね、凄いんですよ。何が凄いってそのページ数ですよ。12ページですよ12ページ!
総ページ数82ページの台本で12ページの大ジャンプ。もースキージャンプかっての。
2、3行くらいならそのままついていくんですけど、謎解き芝居でそれは流石にダメだってば!
どうにか戻さなきゃ!と皆で必死に台詞を繋いで・・・いるときに「俺は無理です」って諦め顔の岡本君。こら!
死ぬかと思ったけれど、楽しかったなあ。
そう言えば元山さんが、「台詞5行なら出られます」と冗談めかして言ってきたので、
ホントに5行にしてやりました。楽しいキャラの誕生でした。登場するたびに笑いが起きるのは・・・ずるいぞ。
台本書いてるときに数えて「いかん6つある!」と嘆いていたのもいい思い出です。
まあ劇場入ってからラストシーンを変えたので、結局4行になっちゃったんですけどね。
そうやって封印された幻のラストには、黒の女の正体がばっちり出てます。
つまり、このシリーズがもう1作作られる際には、そのあたりがポイントになるんじゃないかと。
今回のパンフレットに「白と黒のほうれい線」なる妙な候補が乗ってましたが、
「法令線」ならありかな?・・・やっぱ無しかなあ(笑) タイトル候補、募集です! 上映は未定です!

「なんで依頼人が失踪するんだよ」「それを知ってたら見失わないって」

集合写真をパチリ・・・1人いないし!

というわけで劇団羅針盤、これからもやりたいことだらけの毎日です。
本公演は12月下旬ですが、それまでにもいろいろやります。
先週は西東君がKCstudioさんの第1回公演にお呼ばれしておりました。ご来場頂いた皆様、ありがとうございました。
羅針盤以外での西東アキラはいかがだったでしょうか?
10月28日 「かなざわエコフェスタ2012」(金沢市民芸術村)にてエコなお芝居を。
・・・の割にはガンガン立ち回りがあったりします(笑)
そして、去年石川県警さんと組んで作ったお芝居が、「ぜひこちらでも!」との有り難いお言葉を頂いたので、遠征してきます。
10月31日 福井県警さんと敦賀で。
11月 7日 富山県警さんと射水で。
どちらも大きなホールなので楽しみです。自分と家族を守るお芝居を持って、回ってきます。
よく考えるとすげー集中したスケジュールですね(笑) 頑張ります!

何でやんこ(元山)いないのよ(笑)

ではあらためまして、これにて終了!