公演終了日記 仲居の丸ちゃん・ばあや

芝居小屋羅針盤っ!ー白の陣ーにご来場いただきありがとうございました。
何より今回は無事に本番を迎えられたことにほっとしています。

『白玉は3つまで』
わたしが丸山さん(丸ちゃん)を最後に演じたのは何年前??衣装が入るか心配でならなかったのですが、無事に入りました(笑)
共演者は能沢君以外は新メンバーとなり、新生「珠乃屋」と新生「バス会社ラリーバス」でお届けしました。
わたし自身の国家資格試験もあり稽古期間が短くなってしまって、共演者の皆には申し訳なかったですが、
能沢君やゆかちゃんとは何度も共演しているので、「こうしたいな」とか「こうしたいのかな」がなんとなくわかって、楽しく稽古できたかなと思います。

あすなちゃんとは『嫁と婿と嫁と』で共演していましたが、あの頃よりさらに堂々としていて、頼もしいなあと感じています。
たくみ君は初舞台。稽古の時から緊張感が漂っていて、見ているこっちまで緊張してしまうくらいでしたが、本番は楽しそうに演じていたのでほっとしました。お客様からも「よかったよ」と感想をたくさんもらえていたので、これからも頑張ってほしいな。
小松君には本番2週間くらい前に「源さんお願いね」と急にお願いをして助けてもらいました。密かに厨房にいる予定が、公演重ねる度に存在感出そうとしてくるから、「やっぱり彼も役者だわ」とニヤついていました。
コロナ禍が明けて、この作品でお客様と一緒におしるこが食べられて、本当に幸せです。

『白馬のオージ様』
当初、出る予定じゃなかったんですよ。でも稽古復帰して何日かして「ここで誰かがお菓子運んで来たら?」とゆかちゃんが言いだして。誰かって誰よ?→ばあやとか?→ばあやって誰よ?→ゆかちゃんは音響でしょ→あすなちゃんは若い→てことはわたしってことか→決定。そうとなれば存在感が取り留めなくあふれ出し、セリフはほぼ「あいあい」のみで成立。稽古を重ねる度に登場シーンは増えていき、おいしい役どころになりました。
演じる男3人を袖から見ていて、生き生きしてるな、ずっと眺めてたいな、とほほ笑んでいました。
8年ぶりのもっさんとも共演できて、棚から牡丹餅でした。相変わらず自由なもっさん。またいつでも帰ってきてね。

で、次は5月くらい?何するのかもまだわからないけど、また何か企んでみたいと思います。8月はトランジスタガールの再演?できるといいな!

(日記当番 寺嶋佳代)