次回公演

カレードステージ vol.2
劇団羅針盤 presents

人生の最期に最高の一冊を

2月22日(土)
①13:00~13:45/②16:00~16:45

学びの杜ののいちカレード 研修室・会議室
(カレード map

定員/各回50名
対象/小学3年生以上
参加費/無料
申し込み/カレードにご来館、もしくはお電話にてお申込みください。

 学びの杜ののいちカレード
 〒921-8845 石川県野々市市太平寺4-156
 TEL 076-248-8099
 開館時間 9:00~22:00
 休館日 毎週水曜日

─ 物語 ─
消えそうなローソクのもと、
死神さんが現れました。
「1つだけ残すモノを決めろ」
じゃあ……本です。
「ほう、珍しいな。どの本だ?」
どのって…選べるわけないでしょう。
「選べなくても選べ!」
無理言わないでくださいよ!

もしもアナタが旅立つとしたら。
誰に、そして何の本を残しますか。

えーと、選んで選んで…10冊?
「もっと絞ってくれよお願いだから」
じゃあプレゼンするんで聞いてください。
「はあ?」
子どものころに読んだ本、大人になって出会った本。
人生をかけた1冊を選ぶ…には時間が足りなすぎる!

このお芝居を観ると、10冊のオススメ本に出会えます。
さあ、人生の1冊を選ぼう。

【次々回公演】

3月20日(木祝)・22日(土)・23日(日)
金沢市民芸術村 里山の家 ★map

前売 (当日券は500円増)
 一般 1,500円
 高校生以下 1,000円

「出て行ってもらえませんか」
始まりがあれば終わりがある。太陽はいつか西へ沈む。
先祖代々受け継いできたこの家も、
ついに建て替えのときがきたのだ。
工事は着々、仕上げをご覧じろ。
え?……遅々として進んでいない?
何故ってそれはアイツがいるから。そう…あの妖怪が。
「追い出せ!」「無理です!」
納期が迫る中、
怒号が飛び交う現場に救いの神は現れるのか。
「言い訳は聞きたくない!」「だって!」

(出演 宮崎裕香・平田知大)

父が死んだ。優しく、厳しく、そして豪快な人だった。
あれから一年。久しぶりに兄弟は顔を揃えた。
懐かしい思い出は少し美化されながら、
父の思い出はまだ生きていた。
「それでは、遺言状を開封します」
ちょっぴり、いやかなり予想外な内容は、
無駄に豪快すぎる父そのものだった。
「こんなのどうやって分けろってんだ」
「○○○って何だよ!」「…さあ?」
あれから一年。父の言葉は、まだしつこく生きていた。
「……あの、くそ親父っ!」

(出演 能沢秀矢・小松航大・谷内亮斗・平田知大)