●公演終了日記 東條慶一郎(能沢秀矢)

サンタ捜索の任に当たる自衛官・東條

「確たる証拠など一切不要。ただ情報のみを追い求めよ」

劇団羅針盤第38回公演「聖夜に2度目の鉄槌を」たくさんのご来場ありがとうございました!
そして、あけましておめでとうございます!
東條慶一郎役の能沢秀矢です!
今度の聖夜は再々演ということで、登場人物が新たに2人も追加されパワーアップしたものでした。
皆様いかがだったでしょうか?

「余裕が無いな貴様。さっきのダジャレはどうした」

「拝啓。サンタクロース殿。貴殿は…間違えた」

今回演じた東條という人物は根っからの自衛官!
堅物で頭がよくて戦闘も強い!でも女性にはかなり弱い…。
女性に弱いこと以外は全部僕と真逆のキャラです。
なよっとした僕がこの役を演じるにはクリアしなければいけない課題が大量に…
まずは声!堅物らしく低めの声を意識。
低い声でしかもよく叫ぶ…。
本番終わるのが先か僕の喉が枯れるのが先かの戦いでした。

「出来た!フォン!…短い」

「思いっきりピースしてるぞ」

次に姿勢!猫背な自衛官など言語道断!
ひょっとしたら見えた方もいるかもしれませんが、僕の上着の下には白色の姿勢矯正ベルトが装備されていたんです(笑)
つけるだけでまっすぐな姿勢を保てるんだから、100均って凄いですよね~
最後に体力!常に叫んで走って戦ってますから序盤から息が上がりっぱなしです。
いつ水分補給をするタイミングもほとんどないから気力だけが頼り!
ちなみに今回一番疲れたのは、序盤のドルフィのマシンガンから逃げ回るシーンです(笑)
この3つの課題が本当に難しかった…!最後は全身ボロボロです(笑)
でもラストのシーンが終わったときの達成感は今回が一番でした!

「キミこそどうしてあんなことをした」

「自分は、その、もう大人というか…」

「迫り来る白刃がやけにゆっくりと…!」

振り返ってみると、2017年は羅針盤以外も含めたら毎月舞台に立っていたみたいです。
たくさんの役に出会いました。
オカマ、桃太郎、引きこもり、探偵や車掌さんに自衛官。
まだまだいるのですが全部書くと長くなっちゃうので…(笑)
どの役も演じてて楽しいキャラばかりなのですが、なかなかうまくいかずに落ち込んだりすることもありました。
その度に仲間達に支えられ、お客様の笑い声に励まされ、最後には楽しい舞台だったと思うことができます。
皆様本当にありがとうございました!
2018年は羅針盤だけで毎月公演をするみたいです(笑)
今年もよろしくお願いします!
(日記当番 能沢秀矢)

「俳優的にもそろそろ筋肉の限界だ」

「片っ端から全部!持ち上げてやらあ!!」