公演終了日記 カヨねえ、おキクさん、そして参謀

魔法少女続けました+LOVE!!
ご来場まことにありがとうございました。

コロナ禍になり、
お芝居を続けていけるのか、続けてもいいのか
悩む日も多かったです。
「お芝居を見に来て」と気軽に誘えないこともありました。
マスクを外しての公演も久しぶりです。
素顔を皆さんの前に晒すのも久しぶり。
稽古場もずっとマスク姿だったので、
新人2人の顔は、ドラマ工房での通し稽古になってから見たと言っても過言ではありません。

流れから新人2人について。
きょうかちゃんと小松くん。
2人ともとても努力家で、何度も個人練習をしていました。
結構キツイダメ出しを受けても、次の日ちゃんと稽古に来る。
当たり前のようですが、来なくなった新人も見てきたので、根性あるなぁと感心しています。
そしてかわいい。本当にかわいい。
抱きしめてあげたくなるほどかわいい。
あまり書くとセクハラになるのか?!
急いで大人にならないでね。

さて、本編に戻ります(笑)
今作『魔法少女〜』は夏公演のエピソードゼロをやったらどうかと、私が言い出したことが発端です。
続けましたってことは、始めましたもあるわけでしょ?と。
まあ、言うは易しですから。
平田さんには産みの苦しみを与えてしまいましたね。いつも好き勝手言いましてすみません。
結果、二本立てというお得感も生まれたし、よかったよかった。
私の中で、カヨねえとおキクさんは生まれ変わりなんじゃないかと思ってます。
何かを悟り、核心をついていく。
そんな人に私もなりたい。

今作も衣装を手掛けました。
前半の方はそんなに作るような衣装もなく、ほぼ自前です。
問題は後半。
大正時代くらい?たたら場のような感じ?あのスコップたちを使う?
まったく想像がつかない、、、
能沢くんに至っては、
刀振りたい+袴履きたい+外套を羽織りたい。
はい。わかりました。わかりましたけどーーー
まったく想像がつかない、、、
宮崎裕香ちゃんにデザインを丸投げして、
返ってきたものを形にしていく。
そんなやり方でした。
パーカーの帽子の内側にも布を縫い付けて、
肩を切り裂いたところにファスナー付けて、
着物布をアレンジして。
完成してみたら、あら、お似合い!!
能沢くんの衣装とチヨの魔女服は宮崎さん作です。
裕香ちゃん、ありがとう。
平田さんと私の衣装は、まああんなもんでしょ笑

げきみるについても、ちょっとだけ。
げきみるオープニングイベント「げきみる、みる?」
初めて展示というものをやってみました。
過去作の小道具や衣装、脚本に舞台図と舞台写真。
見せたいものがたくさんありすぎて、盛り盛りになってしまいました。
アート工房とかで羅針盤展できるんじゃないか?

そうそう、次回公演の「劇×食、再び(タイトル未定)」も言い出しっぺは私です笑
まだ何にも決まってないけど、楽しくなりそうなことだけは確かです!
新人2人の成長、若いのに中堅と呼ばれる2人、ついでにベテラン2人をどうぞ見守って下さい。
育休中の矢澤さんの復帰も気長にお待ちください。
来年も劇団羅針盤をよろしくお願いします!!

(日記当番 寺嶋佳代)