●公演終了日記 灰色の警官隊 警部“トリュフ”(和田和真)

「警官隊隊長、トリュフである」

「取り締まりの時間だ」

「始末書は書いた! 書きまくった!」

劇団羅針盤第三十五回公演『CHOCOLATE GANG』にたくさんのご来場、ありがとうございました!トリュフを演じました、和田和真です。
いやぁ、終わってしまいましたね。本番まで約1ヶ月ですか。言葉にしてみると短く感じますがその中身は非常に濃かったです。そして非常に疲れました(o´Д`)なんせいつもはもっと時間をかけているものを通常の半分、もしかしたらもっと少ない時間でやらなければいけない。大変です。何が一番大変ってセリフを覚えることですよ。いや、僕は結構得意なんで大丈夫なんですけど、ほかの人がね、誰とは言いませんがほかの人がね!なかなか覚えてくれないんですよ。だから仕方なしに稽古中に皆さんのセリフを出して差し上げるんですが、そうすると必然的に僕は稽古中にたくさん話すことになるわけで、おかげで喉の調子は絶不調( ̄▽ ̄;)『和真、なんで声枯れてんだ!』誰のせいだと思ってるんですか!!

「チョコレートの所持は犯罪だ」

「後でたっぷりと尋問してやる」

さて、愚痴ばかりでは面白くないので少し僕が演じた役の話をしましょうか。灰色の警官隊、トリュフ。チョコを取り締まり、ギャングを憎む正義の味方。自分勝手に突っ走って相棒のショコラに窘められる。そんな男でしたね。いやぁ、カッコイイですね!この役をやるって決まった時はテンションが物凄く上がったのを覚えています。今まで演じたのはどっちかというとアホっぽい系だったと思うんですよ。それが今回は男の中の男!みたいな役!!そりゃテンション上がらずにはいられませんよ((o(*>ω<*)o)) かっこいい役!かっこいい衣装!!最高だぜって感じでした。ですが、まぁ、いざやって見ると難しいんですよね。どうしても今までのアホっぽさを引きずっちゃいます。『和真、そこもっとかっこよくやってよ。』やってるつもりなんです。頑張ってるんです。どうでしたかね?みなさんの目にはどう写ったでしょうか? 決してちゃんと真っ直ぐでは無かったけれど、誰よりも正義だった男。僕はトリュフのことをそう思っています。正直それが正しいのか僕にはわかりません。平田さんに言えば違うよと言われるかも知れませんし、みなさんの感想を見てなるほどそうかもなと思うこともあります。ただ、トリュフという男の生きざまを、僕を通して少しでも皆さんにお見せできたなら僕は満足です。あ、そうだ!いつか、「トリュフについて語る会」開きましょうよ!きっと楽しいですから(o^^o)

「ブラックの姿が見えないようだが?」

「適当に心の中を設定するな!」

なんか、今度は真面目な話になりすぎましたね。0か100しかないのかおれは!では、その中間と言うことで少し宣伝を。
僕と能沢が率いる劇団不完全燃焼の第四回公演が決定しました!タイトルは『パズル』です!日時は8月の19日(土)の2時~と、20日(日)の1時~になっています。場所は、金沢市立泉野図書館2階オアシスホールです。
一応僕が台本書きます。はい、今から。何も決まっていません。まぁでも、まだ三ヶ月くらいあるし、大丈夫、だよな…?

「ビターブラッド、お前の立ち位置はそこでいいんだな」

「部下の仇討ちと言ったら、笑うか?」

こんなところですかね。来月も、公演があります。その次ももう決まってます。でも、もう文句なんて言いませんよ。だって楽しいですもん!嘘です、たまには愚痴ぐらい言います。ですけど、これからも暖かく見守っていただければ幸いです。
ご来場してくださる皆様、一緒に演じた先輩達。スタッフの皆様。そして、この公演に関わってくださった全ての方々への感謝の気持ちを忘れず、これからも頑張っていきますので、不完全燃焼共々、応援よろしくお願い致しますm(_ _)m
(日誌当番 和田和真)

「私は生まれたときから正義の男だった」

「吾輩がせっかく開いた花道ぞ。行け!」