●公演終了日記 郁恵・御門・和泉屋・殿様ネズミ・ドランニャ・ちゅうぶた(矢澤あずな)

劇団羅針盤第30回公演「芝居小屋羅針盤っ!二の段」にご来場頂き、誠に有難うございました。
第30回公演という節目にたくさんのお客様にご来場頂き、本当に嬉しい限りです。
 
さて、いろいろ振り返りたいことは山積みですが。
なにせ今回は前回の芝居小屋より更に盛りだくさん!
2週で5演目という超絶ハード且つ無謀な取り組みとなりました。
・・・思い出がありすぎます(笑)
ギュッと凝縮してお届けします!
 
A:『西の太陽が来る前に』
今回唯一出演していない作品です。
出演はしていませんが、実は皆様の後ろで効果音を鳴らしていました。
初日に至っては照明も操作していました。
初めて前説をしました。
羅針盤に入って7年半、本番でこんなにいろんなことをしたのは初めてです(笑)
因みに本番前は楽屋でふーかの髪の毛をひたすらくるくる巻いてたりもしました。
わたしゃ何屋だ(笑)
効果音しつつ、お客様越しに見る羅針盤のお芝居は新鮮そのもの。
岡本さんが自由なのは言わずもがな(笑)
今度はもっさんと一緒に舞台に立ちたいですね!
 
B:『白玉は3つまで』
実はこの作品、今回の芝居小屋2をするにあたってとても重要な作品でした。
今回はテーマとして「もぐもぐしながらお芝居観たっていいじゃない!」を密かに掲げていたのです!
だって劇場ってどこも飲食禁止が基本じゃないですか。
でも考えてもみて下さい。映画館は飲食どんとこい!なんですよ。
何かズルくないですか!?
(※個人の意見です笑)
お芝居だって食べながら観たっていいじゃない!
ということで飲食OKな里山の家さんをフル活用し、こんなお話になりました。
白玉です。あったかーいおしるこです。
誰が作っても同じ味になるように、ちゃんとレシピも作ってあったんですよ!
矢澤レシピのおしるこ、いかがでしたでしょうか。
皆様が美味しいおしることおもしろいお芝居のダブルで堪能できたなら幸いです。
またみんなで食べながらの芝居したいです!
次は食べ比べのためにもぜんざいにしますか!(笑)

K:ちびっこ劇『おむすびころりんどんがらがっしゃん』
5月に続き2度目のこども劇。
前回に引き続き人形作りから始まったわけですが、ネズミの頭が難しい!
なぜやつらはあんな簡単そうに見えてこんなにも時間がかかるんだ…!
楽しい反面苦労の連続です。
あーでもないこーでもないとみんなで唸って唸ってひたすら唸ってました(笑)
出来上がるとなかなかに可愛いんですよね(自画自賛)
もう二度と作るかーーー!って思いながらきっとまた作ります(笑)
こども劇も里山ならではの作品。
子どもたちの(大人たちも)素直な反応を見られるのが何より楽しいです。
次は出来ればぶたとねずみが出演する物語だと良いなー(笑)
そんな作品あったっけ?(笑)

N:『そして風は吹くか』
「どっきゅんどっきゅん糸巻きどっきゅん」
未だに頭から離れません(笑)
王道のアイドルソングを目指し作曲しましたが、思った以上に素敵な曲になりました。
竹内Pのぶっ飛んだ歌詞もさることながら(笑)
私が30分で作った変な曲を素晴らしい曲に仕上げて下さった作曲家さんに感謝です。
きっと皆様の頭にも未だに残っていることでしょう(笑)
たらんちゅらんのキャラが濃すぎて、皆様が本編を覚えていらっしゃるのか。
聞いてみたいような聞きたくないようなですが…(笑)
パーティーでアンコールを頂けるとは思わず、皆様に愛されるアイドルになれたことを誇りに思います(笑)
最後までついてきてくれた若者たちにも感謝です。
一緒に芝居できて良かった。
心はいつでもセブンティーン!!(笑)

R:朗読劇『古典落語 帯久』
初挑戦の落語です。
観ていた方はきっと誰しも感じたはずです。
ほとんど平田さんが喋っていると(笑)
主要キャラが3人のためどうしても偏りが…。
なので半分お客さんのつもりでいました(特に後半)
動きで誤魔化せない分、朗読って難しいです。
でもそれがまた醍醐味ですよね。
本公演で朗読する機会は少ないので、またしたいです!

パーティーでは、思いがけず皆様の羅針盤愛を感じることが出来て本当に嬉しかったです。
正直、こんなに盛り上がるとは思っていませんでした(笑)
とても楽しかったです!
羅針盤を初期から見守ってくれているお客様も、
最近知って大好きです!って言ってくれるお客様も、
これからも変わらぬご愛顧、いや、更なるご愛顧を宜しくお願いします。
羅針盤も皆様の期待を良い意味で裏切られるよう、これからも突き進んで参ります。
2015年は芝居小屋シリーズのお陰でものすごい作品数を皆様にお届けすることができました(笑)
本公演だけで年間10作品!頭おかしいです(笑)
2016年も、皆様にたくさんの芝居を届けます!
でも年間10作品の記録はしばらく塗り替えたくはないですね(笑)
共に戦った仲間と、支えてくれるスタッフの皆様と
たくさんの温かいお客様に感謝して。
今年も宜しくお願いします!