●遅れてきた公演終了日記 “夏の陣” 川端大晴

「聞いてくれるっすかお嬢さん!」

「俺達は、昔から頑張ってたっすよ」

注:川端くんは公演終了直後にちゃんと提出したにも関わらず、私の怠慢でようやく公開となりました。
時系列が大変なことになっていますが、そのままお届けいたします。(劇団代表 平田知大)
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劇団羅針盤第三十六回公演『芝居小屋羅針盤っ!夏の陣“三の段”』が終了しました。沢山のご来場、誠にありがとうございました。
A「むかしむかしあるところに」
犬役、活字仮面ブルーを演じました。
人形、可愛いですよね。僕の相棒は、犬。
パクパクやってるうちにどんどん愛着が湧いてきます。
開演前の曲に合わせて、犬をパクパクさせて遊んでいました。歌ってるみたい!笑
活字仮面は沢山笑って頂きました。もう、出オチ感がすごい。
弱いけど、勇気はあるんです、活字仮面。
猿、雉とじゃれ合うのも、きびだんごを食べて大きくなって戦うのも楽しかった!
そんなお芝居なのでした。

「ガブガブ、わおーん!」

「参上! 活字仮面!」

B「サンブンノゴ」
長男(最終的には次男)秀一役でした。
ふらふら旅する阿呆な次男と引き籠りの三男の面倒を見るのが長男の仕事。もう、大変!
…とか言いながら、長男もバグったり抜けてたり。人のことは言えません。実際僕自身がそうですから。
お客様に沢山笑って頂きました。とっても嬉しかったです。
皆様が笑っている中、僕たちは笑いそうなのを必死に堪えています。たまにこらえきれずに笑ってしまいます。無理だって!笑
男子4人芝居は新鮮でした。またやってみたいなあ。

「我ら、3つの獣の三獣士!」

「今日集まってもらったのは他でもない」

C「白玉は三つまで」
僕は出ていませんが、源さんとして、厨房でせっせとお汁粉を用意していました。
このお汁粉、食べたいな…いや駄目だ、これはお客様の分!でも余ったら食べても…?いや駄目だ、これはキャストの分!誘惑との戦いでした。
お汁粉は正義、なんなら白玉無くてもいいから、鍋一杯の甘い汁を飲みたいくらい好きなんです。だから、僕に、小豆を、あんこを……いや何の話だっ!

「すごく……小さいな」

「駄目だ。私はもうぶん殴ってやりたい」

そんなこんなで、夏の陣はあっという間に終了してしまいました。
この暑い中、足を運んでいただいたお客様、心強いスタッフの皆さん、そして一緒に演じた仲間に感謝です。ありがとうございました。
次は秋の陣!今から楽しみです。
ところで、かなざわリージョナルシアター2017「げきみる」に向け、仲間と一緒に作った新チーム「空転幾何区」も動き出しました。11月末に公演予定です。こちらも是非、よろしくお願いします!https://twitter.com/kutenkikaku
(日記当番 川端大晴)

本番前のひととき。スタンバイしている人形達…多くない?

やっと夏の陣をお届けできました♪