●公演終了日記 参考人・赤井(川端大晴)

「僕が書いたことは、実現する」

「黄島さん! これも持ってってください!」

劇団羅針盤第34回公演『芝居小屋羅針盤っ!三の段・春の陣』が終わりました。
暖かい気候と温かいお客様に恵まれました。桜も満開です。皆様、ご来場ありがとうございました。
まずは「秘密結社”取調室”」の振り返りです。
僕は参考人・赤井として出演しました。
刑事・青野を演じる平田さんとの台詞の掛け合い、喧嘩。
緊張しました。ホントに。でも楽しかった。
好きなシーンがいくつかあるんです。
赤井「僕が書いたことは、実現する」
この台詞の時のカッコいい音。不穏で、信じられないことが起こるような、何か胸の中を鷲掴みされるような…。
『紫団のお時間』で使われる、パチパチ切り替わる照明。
演技しながらなので全部は見えませんでしたが、赤と青がこんなに映えるものかと感心したものです。
そしてラストシーン。
赤と青がそれぞれの思いを持ち、切り離された列車は次の未来に向かって……そして新たな選択肢が提示される(?)。
観た人はきっと分かるはずっ!カッコ良かったでしょう?(笑)
あと、黄島さんと車掌・共出さんの存在。
全部持っていくんだもん……いい役だなあ。
笑いのツボが浅い僕は、堪えるのに必死でした。

「この列車は、終点を突破する」

お客様からたくさんの差し入れを頂きました!

そして「古い屋敷に住まうもの」の振り返り。
僕は照明をしていました。
そんなに凝った照明ではありませんでしたが、ちょっとは面白くできたんじゃないかな、と思っています。
座敷童、可愛いですね。おっさんなのに。六百歳なのに。
何回観ても面白く、ほっこりするお話でした。
どちらの作品も、お客様に大きな声で笑って頂きました。嬉しい限りです。
里山の家はお客様との距離が近い分(いや近すぎる!笑)、普段とは違う演じ方、楽しみ方を経験できました。
次は5月の「チョコレート・ギャング」です。
是非、お越しくださいませ。
終わったばかりですが、次が楽しみでなりません。
はやくはやく!乞うご期待!!
(日誌当番 川端大晴)