●公演終了日記 三郎(西東アキラ)

にこやかにトラブルを呼んでくる弟分、サブ

劇団羅針盤第25回公演『空二浮カブ星ノ名ハ三日月』、
ご来場して下さった皆様、本当に有難うございました!
サブちゃんこと三郎ほかを演じさせて頂きました西東アキラです。
劇場に観に来てくださったお客様はもちろん、多くの方がご存知かと思いますが、
劇団羅針盤は11年目に突入、つまり10周年でございます!
すごい!ごいすー! 10年って改めて長いなぁと感じます。
まぁ僕はその3分の一くらいしか知りませんが(´・ω・`)
そうそう、気づけば僕も羅針盤に入って3年。4月で4年目に突入するわけです。
いやはや、月日が経つのは本当に早くて困る。
何が困るって、次から次へと新しい劇団員が入ってきて、
新人と呼ばれちやほやされなくなってしまったことでしょう。

痛むんだ、心が♪

300メートルぐらい行っちまったじゃねえか!

羅針盤最年少の称号も新人の安達君と猪又君に奪われ、
先輩として彼らをビシバシ鍛える立場に。
まったく、いい迷惑で… はい、嘘です。真っ赤っかな嘘です。
ホントは同性の後輩めちゃくちゃ嬉しいです。 ビバ後輩。
目に入れても痛くないたたたたたたたた。
さらに嬉しいことに二人共、やる気に元気に若気に満ち溢れているので、
先輩として、「僕にもこんな時代があったなぁ」と微笑ましくなる一方、
「僕みたいにならないで!」と心配になったり。
先輩ってのは良いもんですね。 若いもんにはまだまだ負けたくないもんです。
よし安達、猪又! アンパン買ってこい! ダッシュだバカヤロー!
え?なんですか中井さん? ハーゲンダッツ買ってこい?
うっす! 光の速さで買ってきます! よーし行くぞォ安達、猪又ァ!
(今の所はこんな感じです。イメージとしてはね)

オカマバーでの「暁ROCK!!」

特攻隊長ジュウシマツ・・・ピンぼけだ!

さて、いい加減お芝居の話でもしましょうか。
今回の『三日月』、実は僕が羅針盤入って最初の舞台でもあります。
入団して半年で舞台に立たせて頂いたラッキーボーイな僕です。
そして3年経った今回の『三日月』。
3年分の成長を皆様にお伝えしたいと思っていましたが、
皆様の目にはどう映ったのでしょうか?
自分では「成長したなぁ」なんて口が裂けても言えないので(;´Д`A
でも今回のアンケートでは僕の名前がよくあがってて、
口では落ち着き払って「ありがたやー」なんて言いつつ、
心の中では「っしゃオラァ!俺の時代キタコレヒャッハー」とか思ってたり思ってなかったりうへへ。
次回の公演への活力をしっかり補充できました。
本当に感謝感謝です。ありがとうございます。

おまけに右肩がすっげー重いし。

轟天号参上! ちなみに12号車!

しかし今回の芝居は本当にしんどかった!精神的にも体力的にも!
出演者5人に対して25役ってどないなってんねん!
しかも今回僕はサブちゃんを始め最多の6役!
そりゃ頭もこんがらがるっちゅーねん! 
なんと言っても早着替えの多さよ! オカマバーでオカマに着替えるとこなんか必死やで?!
必死すぎてお客さんに僕のパンツ一丁姿見られてることにすら気づかんかってんで!?
お父さんお母さん、あなたの息子はもうお嫁には行けません…( ;∀;)
失礼、取り乱しました。

二刀流の刺客が一松を阻む

一松・透子VS刺客「八重樫」

今回僕としては、サブちゃんで楽しくはっちゃけ、
刺客として立ち回りではっちゃけ、
九重部長でダークな感じではっちゃけと、
役者としては嬉しい限りの役どころで、大満足!と、言いたい所ですが、
同時にたくさんの課題も見つかりました。
一つ一つこなして、成長していきたいとか思っております。
またやりたいですね、『三日月』。次は15周年かな?20周年かな?
それまで役者やってられるだろうか…がんばろ。
今回も、たくさんの方にご迷惑、ご心配おかけしました。
いつも観に来てくれる方、今回初めて観に来てくれた方、
どうぞこれからも、西東アキラで劇団羅針盤を見守って下さい。
次回は6月! 久しぶりのドラマ工房です! 
ぜひぜひ観に来てください♪ 劇場でお待ちしております!
以上、西東アキラでした!
(日記当番 西東アキラ)