● 公演終了日記 松平ショウコ(鳴海アスカ)

毒が趣味の怖い女 ショウコ

「あーーっ! 毒薬だーこれ」

劇団羅針盤第22回公演「白と黒への回帰線」
たくさんのご来場頂きまして、誠にありがとうございました!
今回、松平ショウコを演じました、鳴海アスカです。
「まつひら」じゃありませんよ?松平と書いて「まつだいら」と呼びます(^^)
中々、劇団員に名前を覚えてもらえず、いろんな所から「まつひら」と呼ばれておりました。
なので、実はパンフレットも読み仮名付きだったりします。知らなかった人は是非もう一度、パンフレットをご覧下さい!
さぁ!
初舞台、とても緊張しましたが、それ以上に、すごくすっごく楽しかったです!
実は小屋入り前から既に緊張しておりまして、中々眠れない毎日(笑)
劇団員みんなと食べるアイスとお菓子が栄養源だったあの頃(笑)
さらに緊張は小屋入り後にピークを迎えまして、何度平田さんに「落ち着け!」と言われた事か…(笑)
結局、本番中も楽屋や舞台裏でずっとソワソワしていた気がします。
さて!
ショウコちゃん。
私的にかーなーりーおいしい役でした!
なにがって?
そう例えば登場して早々、佐武さんに膝枕されたり。
またある時は、平田さんと西東さんにお姫様抱っこされたり。
そして極めつけは、マリを庇うベンのかっこいいラストシーンっ!
岡本さんの素敵な表情を正面から拝めるという。
……なんておいしい役なんでしょう!、ショウコちゃん!(笑)

そしてとある理由でよく眠るのです。

たとえこんな状況であったとしてもスヤスヤと。

そんなショウコちゃん。
登場人物の中では、あまり皆と絡む事がなかった、……ように見えますが、実は皆の事を一番知っていたのはショウコなのでは?ここに来るまでの二宮との駆け引きとか、保村からはどれだけの情報を引き出していたか、エイジ達の事をどこまで知っていたか、そして本当のショウコはどんな女性だったのか……、もう想像は広がるばかりっ!
そんな魅力いっぱいのショウコを演じられて幸せでした!
「本当に罪深いのは誰か」
白黒のテーマですね!どきどき!
さー、誰が罪深かったのか。
皆さんは果たして誰が罪深かったと思いますか?
この物語の続きは、「白と黒の境界線」に繋がっています。
「人生は時に──────なんてこった」
(↑鳴海、このフレーズが好きだったりします)
「白と黒への回帰線」の三ヶ月後のお話である、「白と黒の境界線」では、またまたベン、エイジ、マリの活躍が見れます!
劇団ホームページからもDVDが購入出来ますっ(^^)
ベンの記憶は、エイジやマリの正体は、……気になる謎のアレコレが解消されていきますよ!必見です!
ちなみに境界線では、パンフレットと受付にいた大家さんにもお会い出来ますよ♪小林探偵事務所にて、ブレンディ片手にアナタを待っています♪……おっと、家賃は請求しないのでご安心下さい♪(笑)
皆さん是非っ!「白と黒の境界線」もご覧下さいねっ!
私が初めて観た羅針盤の公演は、第10回公演の「空ニ浮カブ星ノ名ハ三日月」。それからずっと大切な存在にしていた、そんな大好きな羅針盤の舞台に立てた事、誇りに感じています。
入団してまだ三ヶ月(ん?四ヶ月?)ですが、稽古と公演では、平田さんをはじめ、先輩方、スタッフの皆様方の愛と熱意をいっぱい感じました。
いろんな人たちに支えられて、羅針盤が成り立っているんですね。
本当に、たくさんの事を勉強した公演でした。
ご来場頂きました多くのお客様、スタッフの皆様方、そして劇団員の皆さん、ありがとうございました。
これからも感謝の気持ちを忘れずに、芝居を続けていきたいと思います。
次回は12月です!
次の公演もお楽しみにっ!!
鳴海アスカでしたっ(^^)

「泣きたい? あ、泣けないんだっけ?」

「それでこのリコールは闇に葬られる!」