● 公演終了日記 金角&部長(平田知大)

機械人間、金角

世間はゴールデンウィーク、
ようやく先日の本公演を振り返ることが出来ました。
忙しさの言い訳はしますまい。いや、しかし! 出来ればしたい、言い訳!
さて、劇団羅針盤第21回公演『GOLDEN AQUA TOWER』、
たくさんのご来場有り難うございました。
元山優子の復帰戦であり、砂田桃子のラストステージでもあるという、
嬉しいんだか悲しいんだかな公演でした。
実は2人は、同じ1年の中に入団してるんですね。
その年は元山優子・矢澤あずな・下緒まえ・砂田桃子が入団するという、
その後の羅針盤を支えるメンツばかりな1年でした。
いわゆる「当たり年」ってやつですね。
またそんな年が来ないかなあと思っております。
あ、今年は2人入ってきてるぞ。そして佐武寛之が帰還。期待大です。
このまま当たり年になってしまえ!

本日付をもって、マジメ努をGAT課課長代理に任命す。

まあ要するに、高い建物は作っちゃ駄目なんだ。

おっと、いきなり話が脱線気味ですね。
『GOLDEN AQUA TOWER』、執筆に苦しんだ話はパンフレットでさんざん書いているので、ここでは稽古のお話ですかね。
何があったかなあ・・・、
砂田桃子も日記に書いております「顔面負傷事件」。あれは私がやらかしたんですよねえ。
本番直前、白熱する稽古場、とある1シーン「体勢を崩す焔ケンゾー」の稽古中。
・・・まあ私が投げ飛ばしたんですが。いや顔から行くとは夢にも思わず。
嫁入り前の女優になんということを・・・反省。いや顔から行くとは夢にも・・・反省。
「イス行方不明事件」
ご覧頂いた皆様はお分かりかもしれませんが、金沢塔の会議だったり、定食屋さんだったり、イスがたくさん登場します。
舞台の右手から2個出して、左手に片付けて、で今度は両方から2個ずつ出して・・・みたいなプランがあるわけです。
用意されたイスは6個。実際に使うのは5個で1個は予備。
にもかかわらず。
通し稽古をすると1個足りない!→予備もあるのになんでいや!→もう1回検討しなおそう
→いや、どう考えても上手くいくはずだっぺ→通し稽古をする→何で足りひんねん!
まあいつの間にか上手くいくようになってたのが一番の謎ですね。

いいねえGAT、今日も輝いてるねえ・・・傾いてるね。

条件反射と分かっていても動けぬ。

「正体いきなりばれる事件」
ある日の通し稽古の序盤戦。
定食屋にて話し込むGAT課職員達の前に、正体を隠した焔ケンゾーが店員として注文を取りに来る。
のはずが。
「いらっしゃいませ」→何でもう赤い髪の毛になってるねん!
シーンを間違え、慌てて着替えたものの、色々間に合わなかった砂田さんでした。
「東京タワー縮む事件」
建設していく金沢塔を紹介する岡本くん。東京タワーより高い話をするシーンなんですが・・・320言うたり330言うたり。
東京タワーは333メートルだってば!
「西東アキラ登場しない事件」
立ち回りの最中、一旦袖にはけた私と西東が即座に戻って次なるアクションを・・・するつもりが登場しない西東くん。
「あれ?」・・・暗くて見えづらい袖の中で何か準備してるなあってそれはもう1個先のシーン! びっくりしたなあアレは。
・・・あ、これ違う! 本公演ちゃう! この前のイベントの話や!
とまあ、思い出される稽古中のアクシデントの数々。楽しかったなあ。そしてお客様のいる本番はもっと楽しかったです。
元山優子の復帰、そして砂田桃子の離脱と、ちょっとターニングポイントな公演でしたが、
これからも劇団羅針盤を何卒よろしくお願いいたします。
東京に行った砂田桃子ですが、無事にスカイツリーの近所でお芝居を始めました。
たまには詳細を発表するはずですので、これからもどうか応援してやってくださいませ。
次回公演は7月、気になるお話は白と黒・・・お楽しみに!

・・・・・・・・・・・・・見た?

不用意に他に漏らすなと言ったろ!