● 長靴を履いた猫

セッティング中

稽古開始!

絡まれる江口実穂

皆様、連休はいかがお過ごしでしたか?
私は渋滞に巻き込まれて、右腕と顔の右半分がほんのり日焼けしました。運転席ってやーね片寄ってて。
さて!
去る5月1日、羅針盤シークレットライブと銘打ち『長靴を履いた猫』を上演いたしました。
お馴染みのストーリーに飽きたらず、あんなキャラやこんなキャラ、過去の羅針盤作品からちょいちょい混ざってのミニ芝居でございました。常連のお客様を中心に、いつもと違う狭い空間でのミニ公演、当日の模様を振り返ってみようと思います。
場所は兼六園下近くのkapo gallery(山越サンアートビル)
まずは舞台のセッティング。
何にもない空間に幕を立てたり、照明を吊ったり・・・何だか学生時代の芝居を思い出します。
まだ二十歳の頃、10代の寺嶋さんと芝居してたんですよ。20世紀の話ですけど。
でもって、本番前に軽く稽古・・・のはずが気がつけばがっつり通し稽古でしたね。
私と岡本君の男二人に絡まれるみーぽ(江口実穂)、可哀相ですね。そしてまた男役です。
入団以来、彼女はいつも男役ですねえ。可哀相です。

今回のスタッフ陣

当日スタッフの佐武寛之・下緒まえに加え、美緑トモハル嬢も駆けつけてくれました。
3人ともありがとう!
あ、佐武くんはこの直後「前説よろしく」と言われて「へ?」となっていました。
いや、だって、他に誰がすんのよ(笑)
そして時は流れてお客様が入場です。
俳優陣は幕の裏に待機しているため、開場から開演までの30分間は全員無言。ジェスチャーで会話してました。しかも、幕がちょっと低いので立ち上がると頭が見えるという欠陥が! コンパクトに出来てる寺嶋さんと矢澤さんは自由に歩いてましたけど。

前説して、

開演して、

長男の爪が伸びる!

さあ本番!
たくさんのお客様に入場していただき、いよいよ出番です!
前説の佐武くんが。
ちょっと緊張気味に
「リラックスしてお待ち下さい」と言ってる佐武くんに
「リラックスするのはあんただ!」
と幕の裏でツッコミ入れてから6人のキャストが登場です!
色とりどりのシャツとネクタイと台本。
台本?
そうなのです。朗読劇なんですね。
まあ羅針盤の朗読劇はすぐに台本放り出してしまうんですが。ほら、台本を持ってるとお客様の顔が見えないですし。
こうしてみると、
たくさんのお客様に囲まれて、とても楽しそうですね。
どっかで見たような爆弾解体のシーンがあったり、
どっかで見たような巨大ロボが出てきたり・・・、
すんごい昔に使った猿の爪なんてのも登場してましたね。
ほんとにすんごい昔のウサギ耳とかも。

カウボーイな猫が登場して、

ラジカルなウサギを捕まえて、

王様+あの2人が爆弾を解体する!

まあ一番びっくりしたのは矢澤さんの
「爆弾のフタを戻しても爆発する」って台詞が
↓↓↓
「爆弾のフタを開けても爆発する」って台詞に変身したことですけどね。
いや、もう開けてるんですけど・・・。
それすら大笑いしてくれたお客様に乾杯です。
終演後、
いつもはやらない送り出しも行い、
気がつけば女子中学生と写真を撮っていました。
ええ、ちょっと犯罪っぽいツーショットでしたとも。
朗読劇ってことで、使用した6冊の台本は
全てお客様にプレゼントいたしました。
私の汚い書き込みなんかが世間に出るかと思うと哀しくなってきましたが、演劇部で持って帰ったお客様、是非稽古してみてくださいませ。
ヘンテコなお話ですが(笑)

巨大ロボ気味な人喰い鬼がネズミになって、

お姫様と結婚してめでたしめでたし!!

とまあ、バタバタしながらのミニ公演でしたが、
皆様にたくさんたくさん笑っていただけて、
とっても楽しかったです。
たくさんのご来場、本当にありがとうございました!
・・・密かに月イチくらいでやりたいなあと思う代表でした。
(日記当番 平田知大)