● 公演終了日記 先生(矢澤あずな)

劇団羅針盤結成5周年記念公演『彼方の空から』無事終了しました! ご来場下さった皆様、ありがとうございました! 残念ながら来れなかった皆様、DVDをお待ちあれ!
改めまして、今回先生役をさせて頂いた矢澤あずなです。
いやぁ、初舞台でした。あっという間に始まってあっという間に終わってしまった気がします。むしろ未だに毎晩彼方の芝居をしている夢を見るので不思議な感じです(笑)
今回の先生という役は初演・再演時は将軍と2役でした。
今までは将軍と先生は同一人物!?と思わせ振りな感じでしたが、今作ではちゃんと独立した「先生」というキャラクターになりました。シローにとって先生はどんな存在で、先生にとってシロー(子供たち)はどんな存在だったのか。いろんな妄想をして、その中で私なりの「先生」が出来上がったように思います。…なんて真面目なことを言ってみたり(笑)
でも私の中で「先生」というのは夢であり憧れのような存在なので、演じててとても楽しかったです! かっちりしてシリアスな大人のシーンから一転、ゆる~いギャグパートの学校シーン! やりたい放題!ひゃっほ~いヽ(´▽`)/ 
…なぁんてアドリブが大の苦手な私にとっては地獄でした(笑) 子供以上に自由な大人子供をどう仕切るか。話にオチをつけるのにはどうすればいいのか。悩んでも答えが出てこない毎日。
「考えるな、感じるんだ!」
なんて私の神様は言いますが考えてしまう私。こういう時は頭を空っぽにしよう、そうしよう! …空っぽにしすぎてセリフがとんだ。まぁでもなんとかなるか!の精神で学校のシーンは乗り切っていた気がします(笑) 逆にシローとのシーンは、「先生」の思いをそのまま出していました。あの瞬間いつもシローに対して「立ち止まるな、前を見て走り続けろ」そう思ってました(笑) そんな私なりの「先生」がお客様に伝わっていればと思います!
今回周りの仲間やスタッフさんに助けられ、お客様に支えられ、無事に初舞台を踏むことが出来、本当に嬉しかったです! ありがとうございました! 打ち上げの席でぐだぐだになった元やんを引っ張り「ほらもぅ行くよ!」と言う私。それを見た音響さんの一言。「先生のスキルをもう生かせてるね」 これからしばらく羅針盤のちび先生になります(笑)
こんな矢澤をこれからもよろしくお願いします!