● 公演終了日記 放送(下緒まえ)

公演終了日記トップバッター下緒まえです。・・・元やんに抜かれてましたね。くすん。
劇団羅針盤五周年公演『彼方の空から』、無事終了することができました。
御来場下さった皆様、ありがとうございました。次回もお待ちしております。
御来場頂けなかった皆様、次回是非劇場でお会いしましょう!
さて、今回の放送役。初演、再演には登場しない新キャラクター。もともと、初演、再演では館内放送だったものに人格がそなわり、今回の放送が生まれました。そのため、一人で登場して、一人で喋って、去っていくというシーンが多々。一人でかってに怒ったり、笑ったり、自分のぼけに自分で突っ込んだり、と毎回自由気ままに楽しく登場させていただきました。
が、反面、台詞を間違えても誰も助けてくれない。出とちったらどうしよう。というどきどきもあったり。
この放送というキャラクター、士官には「掃きだめに掃きだめ」なんて言われてましたが、私は彼女が大好きです。
最初は、なんで男ばっかの宇宙計画に参加してんだ?とか、なんでこんなに館内放送にこだわるんだ?とか、そもそも彼女は月に行くことにどんな価値を見出だしてるんだ?と飛び交う疑問付に途方に暮れかかりましたが、その一つ一つの疑問に自分なりの答えを出していくことで彼女をどんどん好きになりました。
私も彼女のように我が道を迷わず進んでいける人になりたいなぁ。しかも必死さがないところが凄いなぁ。しなやかに、状況を楽しみながら、だけど信念は曲げずに。うーん。大人だ。すてきだ。
素敵な役をやらせていただいたことに感謝! これを機に、少しでも放送に近づくべく、「下緒少しは大人になれよ計画」を実行しようと心に決めた公演でした。
うーん。まずは放送原稿をかかなくてはっ!?