
「始まりましたね、羅針盤ラジオ」
「ふふふ、俺の出番もそのうち来るぜ」
「まだ質問募集中なんですよね?」
「もちろん。 #羅針盤に聞いてみたい でOK」
「何でもOK?」
「もちろん」
「新型コロナを終息させる方法」
「…それホントにうちに聞くの?」
「答えられないんですね」
「厳しすぎない?」


「稽古場再開、いつになるんですか?」
「え? 俺に聞く?」
「先輩じゃないですか」
「演劇の先輩でも、医療の先輩じゃないんだ」
「目に見えないですもんねえ…」
「ラジオでも続けますか」
「でもって言わない!」
「 #羅針盤に聞いてみたい まだまだ募集ですよー」
「ですよー」

「川端さんの回、アップしましたー」
「助っ人がいると本当に助かる」
「お題のジャンルがあっちこっちですもんね」
「有り難いことにな。お題も募集だが答えも募集したいぐらいだ」
「演劇の未来とは」
「俺が聞きたいわ!」

「よーし、ついに稽古が再開されるぞ」
「どうして私が行けない日から始めるんですか」
「わざとじゃないよ!」
「ところでこの体勢は一体…?」
「演劇をやっていいのか、世界の流れを読んでいる」
「…読めました?」
「台本の行間読むより難しい…」

「世界の流れは読みきれないけれど、稽古場に集まってみた」
「どうでした?」
「まずハッキリしたのは…マスクしたまま刀を振ると大変なことになる」
「なるほど」
「そして武器を持っていると離れて暮らせる」
「ということは」
「日常生活に刀を取り入れれば…」
「強制的に隔離される」
「そう」

