● いよいよっ!

立ち稽古を前に気合いを入れるの図

立ち稽古スタート

日記当番下緒まえです!
いよいよ今日から立ち稽古がはじまりました。
シーンにどんどん動きが付いていきます。
今まで紙の上にしかなかったお話が、演出の頭と役者の身体を通って現実世界に実像を結んでいく。とっても不思議な感覚です。
そんな立ち稽古中の一幕。冒頭のとあるシーン。このシーンでは今回の出演者のほぼ全員が舞台上に。舞台上のバランス、位置関係を考えながら全員の立ち位置を決めて行く平田さん。
「ちょっとそこに立ってみて。いやっ、もうちょい前。あぁ~出過ぎ。うん。そ、その辺。・・・・・・次、そこに。いや、もうちょい奥、センターでって、誰か俺にレーザーポインタ買ってくれないかなぁ。」
頭の中にある世界をアウトプットしていく作業は大変です。平田さんの頭の中ってどうなってるんだろう・・・。すっごいスピードで情報が処理されてそうだ。覗いてみたいような。止めておきたいような。
そして、さらに、紙の世界にあったものを現実世界に立ち上げていくためには、出演者一人一人の想像力も必要不可欠。「私って今どこにいるの?」「何を持ってるんだろ?」「何をしにここに来たんだろ?」「そもそもロケットっていったいどんな感じのものなんだ?」疑問符の嵐に、頭の中は軽いパニック状態。反面、色んな事を想像する楽しさも感じていたり。出てこい私の想像力!働け私の脳みそ!
あと、一ヶ月ちょっとでこの疑問符を一つずつ解決しなければっ!と思った立ち稽古初日でした。
(日記当番 下緒まえ)