終了日記対談 メアリーアン&マージョリー③

【衣装・小道具・舞台セットについて】
多田「そう、衣装の話(笑)」
宮崎「あれは私だからあの衣装なんであって!!!あーすーがやるならきっと違う衣装考えるよ」
多田「衣装、お母さんがめっちゃ褒めてました」
宮崎「ありがとうございます!!!!!」
多田「カッコいいし…!!SNS見てても衣装カッコいいとかすごいたくさん書いてあって評判いいじゃないですか」
宮崎「嬉しいね、ほんとにありがたい」
多田「さすがです」

宮崎「ただね、あの衣装になったのは、みんながそういう芝居をしていたからだよ。もちろん佳代さんとも相談しながら作ったり考えたりしていたけど…基本的には衣装デザインはやらせてもらっててさ。とはいえ、私は台本だけ読んで衣装を作るってのはできないのよ。このキャラはどんなキャラなんだろう、どんな衣装着てるんだろってのが見えないと作れない。芝居をみて、この服着せたい・こんなカッコしてる気がする!でデザインしていくタイプで」
多田「あーー、ルシールとかも前回と全く衣装違いますもんね」
宮崎「でしょ。それはやっぱり佳代さんのルシールはこのデザインになるなって思わせてくれたからだもん」
多田「なるほど」
宮崎「あーすーがマージョリーやるなら、に戻るけど…私は髪を上げていたけど、あーすーならなびかせる感じでおろしててもいいんじゃないかなって思ったりするよ」
多田「はいはいはいはい、カッコいい!」
宮崎「あーすーはシュッと立てるからさ。私とは違ったかっこよさのマージョリーになると思うよ。立ち回りも変わるだろうし」
多田「あ、確かに!!!私素手の立ち回りしかできないんで」
宮崎「そんなことないよ、やってないからだと思うよ」
多田「いやいやいやいや。銃とか持ったらどうなるんだろうって」
宮崎「それ私に言う?私だって銃の立ち回り初めてだよ」
多田「あはははは、確かに」
宮崎「羅針盤に入って立ち回りさせてもらった人だからね。立ち回り歴はあーすーとさほど変わらないよ」
多田「あ、そうなんですか」
宮崎「そうだよーだから平田さんにめっちゃ怒られたよーかっこ悪いとかダサいとか…ピーしてピーしてピーしてやる!!!って思ってたよ(笑)」
多田「書くと怒られますよ(笑)」
宮崎「やばいやばい!怒られる前に話題変えよう(笑) 他に苦労したこととかある?」
多田「えー…あ、舞台セットの歯車あるじゃないですか。柱にくっついてた。あれ、お風呂マット切り抜いて作ってるんですけど、めっちゃ大変でした!!!」

宮崎「まさかの舞台セットの話」
多田「はい。あれ、ほんと大変で。このサイズで24枚切ってくれって言われて、終わったら別のサイズで30枚…とか言われて!全部で50枚近く切ってるんじゃないかなって思ってます」
宮崎「そんなに切ってたんだね…」
多田「しかもうまく切れなくて大きさ変わったりしてるんですよ。そのたびにやり直しになったりしてて…本当に大変でした」
宮崎「ありがとう…!!そのおかげで素敵な舞台セットになりましたよ」
多田「あとは…懐中時計あるじゃないですか。アレの処理にいつも困ってて。路地裏で撃たれるシーンくらいでこっそり服の中にいれてるんですよ。じゃないと顔に当たったりして痛いので(笑)」
宮崎「当たると痛そうね、あれ」
多田「なんですけど、直後に巻き戻し入るので出さなきゃいけなくて」
宮崎「ややこしいね!!!」
多田「かと思いきや、そのあとのアルマジローとの立ち回りはまた入れておかなきゃいけなくて…だから、背中見せる感じで入れて…とかしてたんですよ。忘れる時もあったんですけど(笑)」
宮崎「なるほどね」
多田「あれは鬼門でした」
宮崎「どうしたらよかったんだろうなぁー」
多田「私一人の小道具だったら他にやりようはあったと思うんですけどね。渡されるシーンがあって…なので難しいですよね」
宮崎「そうだねぇ。そーゆー不便さを少しでも解消出来たらよかったねぇ…課題だね」

【まとめに向かって】
多田「私がテスト期間だったり裕香さんが別現場で稽古来れなかったりとかで、フルメンバーでの稽古ってなかなかできなかったじゃないですか。だから実はちょっと不安になったりしてたこともありました。このまま完成できるのかなって。全体もそうだけど自分自身納得できる演技ができるのかなって」
宮崎「そっか…そうだよね…」
多田「なんですけど、小屋入りしてからはもう楽しすぎて!何も考えずに稽古しててたーのしいーー↑↑みたいな(笑)」
宮崎「受験も忘れて(笑)」
多田「そう。毎日たーのしーーい!!って。でも…つらいときはつらかったです。どうしてもピリピリしてるときもあったじゃないですか。いいもの作りたいっていう目標は同じ中で、みんなが一生懸命になっててピリピリしてるときもあって。しょうがないなって思うけど、やっぱり…自分も学校とか終わって疲れてる中稽古に行ってピリピリしてると、嫌だなって思ったりもして。でも結局…それも含めてやってよかったなって思いますね。本番が楽しいから」
宮崎「(拍手)楽しかったよね。結局さ」
多田「ホントに。楽しかった。全部」
宮崎「たくみ君にもいろいろ聞いてみたいね。音響(SE)担当してみてどうだったとか」
多田「大変そうでした。めっちゃ苦労してました。いろいろ思うところもあったと思うなー…疲れてそうだったし…」
宮崎「おつかれさまだよ、ほんとに!今回はほんとに…高校生ズと新人やーちーにいっぱい無理難題…とは言わないけど、苦労とかいっぱいしてもらったなって思うよ。ほんとによく頑張りました」
多田「いひひ、ありがとうございます」

宮崎「さて。そろそろ締めますか」
多田「そうですね」
宮崎「これからも、芝居仲間としてよろしくね。そして受験頑張って!」
多田「こちらこそ!!…頑張ります!」
多田・宮崎「みなさま、ご来場誠にありがとうございました!また劇場でお会いしましょう!!!」

皆様に愛を込めて♥
(日記当番 宮崎裕香&多田明日菜)