● 公演終了日記 ドートク(平田知大)

劇場稽古オフショット① 衣装を着た演出

いやあ、すっかり日が経ってしまいました。気が付けば大晦日、公演からも随分時間が経過して・・・いや! 別に書くのがめんどくさかったとかそーゆーわけじゃないんですよ! ただちょっと忙しさを言い訳に・・・ごめんなさい。
例によって例の如く酒井智美さんの終了日記も上がってこず・・・彼女は本当に自由だなあ(涙)。
さてさて、『暁のハカナ』、いかがだったでしょうか。初演時とは大幅にメンバーも替わり、登場人物も増え、ストーリーもかなり変わり、なんだか別物みたいになってしまいました。再演物をするたびに思いますが、初演てやつは、本当に未完成だったなあと。勿論、そのときは「出来た!」と思っているわけですが、時間が経つにつれアレを直したいコレを変えたい・・・欲ばっかりです。てことはあれか? この『ハカナ』も、数年後にはまた手直ししたくなっているのか?・・・欲の多い私は除夜の鐘に打たれた方がいいかもしれないなあ。全くもってキリがない!
ともあれ、お客様の笑い声に誘われて、何とかなったかな? なあんて思っております。撮影したテスト版を先日見ましたが・・・皆様の笑い声がたくさんたくさん入っています。嬉しい限りです。私も含め、俳優女優が台詞を噛んだ部分もしっかり入っております。悲しい限りです(笑)。
初めての試み、リターンチケットシステムもどうやらご好評いただけたようで、制作部一同ホッとしております。ついでに、次回もやってみようかと企み中です。劇団羅針盤が大きくなるためにも、たくさんの人にたくさんご来場いただきたい我々です。どうか、2度3度と、そしてお一人ではなく大勢で! もちろん、お一人様でも大歓迎です!
「お客様が増えれば→、私たちの作品が良くなり→、結果お客様がより一層楽しめる!」
というお得なシステムになっております。どうか、よろしくお願いいたします。
つい最近、金沢錦丘高校の演劇部さんにお邪魔し、偉そうに指導なんぞをする機会がありました。まだ私の半分しか生きていない子達・・・・青春してるなあ(遠い目) もうすでに亜光速で青春時代が遠ざかってる私には、眩しすぎて直視できません。一つの作品に全身全霊を傾けている姿は、公演を打つことが当たり前になっている私達にとって、ちょっと身が引き締まる思いですね。有り難う若者達。また呼んでね。
劇団羅針盤、お陰様で結成5周年企画も全て終了しました。年明けと同時に、7年目に突入でございます。まあぶっちゃけた話、いつも必死こいて前に進むだけなんですけどね。皆様にもっと楽しんでいただくために、羅針盤はもっともっと頑張ります。どうか、これからもお付き合いくださいませ。
以下、ちょっと皆様にご連絡でございます。
1:
時折、「羅針盤に入りたいんです!」とか「見学に行きたいんですけどどうしたらいいですか?」など、情熱あふれるメールが劇団に届きます。勿論、入団も見学も大歓迎です。ですが、劇団から歓迎のメールを返信しますと、
「パソコンからのメールは受け付けておりません」
というメッセージ(しかも英文)・・・携帯から劇団にメールされたお客様、どうか、ブロックを外してください。劇団事務所で「どないせえっちゅーんじゃ!」という制作部のツッコミがこだましております。どうか、受信設定またはセキュリティ設定の修正をお願いいたします。
2:
たくさんのご注文をいただきました『白と黒の境界線』DVDですが、諸般の事情により発送が遅れております。1月10日発送をメドに鋭意準備を進めておりますので、今しばらくお待ちください。誠に申し訳ありません。
長々と書き連ねてきましたが、そろそろ出発しないと実家に帰れないのでこの辺で。
それでは、2010年も劇団羅針盤をよろしくお願いいたします!
追記:気の早い年賀表紙になっていますが、そこはほら、勢いだけはある羅針盤ですから(笑)

②稽古を見ている下緒まえ

③稽古中の佐武寛之と酒井智美

④稽古中の私

⑤初舞台の江口実穂

⑥立ち位置を直される下緒まえ

⑦台本を確認する矢澤あずな

⑧台本を確認する元山優子

⑨缶蹴りに余念がない佐武寛之