公演終了日記 制作・受付

芝居小屋羅針盤っ!ざの陣にご来場いただきありがとうございました。
「ざ」っしーと「ざ」いさんぶんよで「ざ」の陣。少々無理矢理な名前でしたが、二つのお芝居お楽しみいただけましたか?

今回は受付のみのお役目のはずでしたが、扉の向こうでお手伝いもしてました。
ざっしー役ではありません!!
扉開けたり、ピザ渡したり、登記簿渡したり。
あー!のみよしママ役だったのかもしれませんね。セリフはないけど。

『古い屋敷ー』の方は5人バージョンもありますが、私は断然この2人バージョンが好きです。見えない相手とのシーンが想像力をかき立てるから。キャスト2人がざっしーに乗り移られるシーンも大好きです。
能沢くんが照明でざっしーとして会話してるように魅せてくれたり、谷内くんが音響で悔しがっていたりとスタッフとしての技量や経験を積んでくれたのたもよかったなーなんて思っています。

『サンブンノゴ』も三兄弟と謎なおじさんのコンビネーションが面白い作品です。
平田さん(四谷さん)がブチ切れるシーンが大好きすぎて、ゆかちゃん同様ずっと笑ってました。
谷内くんの龍二くんは歴代のどのキャストより龍二っぽかった!ちょうどいい適当っぷりとか勢いだけの感じとかがすごい合ってた。(褒めてるんだぞ!)
能沢くんは終演後「1番好きなのは三郎です」って暴露してましたけど、静観そうなのにバグるとおバカなかわいい兄さんだったなー。
小松くんは、うん、苦悩してたね。いろいろと。分析してこうしたいって答えを出しても、表現できなくて。演じる難しさをひしひしと感じたことでしょう。

羅針盤の芝居ってかっこつけてるとか思われがちですが、ちゃんと心情とか裏付けあっての表現。格好だけどうにかしようとしても上手くいかない。なんでそんな行動になるのか、その時人はどう感じているのか、感情がずっと繋がってないと。芝居の基本的なことだけど、そこを疎かにしてしまっては演じることはできないです。

稽古は時に辛いときもあります。できない自分にイラついたり、なんで自分だけって思うこともある。わたしだってそうです。でもその先に楽しさや喜び、感動、お客様の笑顔と涙、仲間との絆があるから、やめられないんだなー。
新人さんも入りました。安田さおりちゃん。皆さんにお披露目できなかったの残念でしたが、次の公演の時にはフレッシュな女優さんをお目にかけますよ!
次は8月。え、そんなに先なの?!その間に何かおもしろいことやらなくちゃ。羅針盤レク部の活動もね!!

(日記当番 寺嶋佳代)