カレードステージ終了日記

カレードステージ
『さんびきのこぶたと』
『人生の最期に最高の一冊を』
2ヶ月連続で、ののいちカレードさんで公演をさせていただきました。
ご来場いただきありがとうございました。
まとめて振り返ってみたいと思います!

まずは1月『さんびきのこぶたと』
おかげさまで、この作品はどこへ行っても好評で、
「こぶたたちがかわいい」
「おおかみさんがんばって」
「れんがのおうちがすごい」などたくさんの感想をいただきます。
カレードさんからも「ぜひこぶたちゃんたちを!」とのご要望があり、上演することになりました。
アドリブパートも多いこの作品。
初めてのちゅうぶた役をした宮崎さんは「台本とは?!」といつも頭を抱えていました。
本番はこどもたちのかわいい笑顔や声援のおかげもあり、
こぶたたちもおおかみもとても楽しんで演じることができました。
お見送りの時、「おおかみさんこわいー」という子もいましたが、「ぼく表現会でおおかみやったよ!」と教えてくれる子もいました。
直接感想を聞かせてもらえて嬉しかったです。

そして2月『人生の最期に最高の一冊を』
何にびっくりって、雪です。
1月の時は晴天に恵まれて、今年の冬は楽だなーなんて余裕があったのに。
雪のため稽古も何日かお休みしなくてはならなくなり、当日も朝から雪。もう雪かきしたくない、、、
話が逸れてしまいました。本題へ戻ります。

図書館で大人向けにもお芝居を、ということで何をやろうかと話合いました。
羅針盤らしく立ち回りのある作品か、再演希望の多い『元号パレード』か、それとも新作か。
以前、金沢市の泉野図書館でビブリオバトルを題材にした作品あったよね?図書館だし本を題材にしたのいいんじゃない?
ということで、『最期のビブリオバトル』をアレンジして、この作品が仕上がりました。
息子役に谷内くんが登場したり、紹介する本を変えたりしています。
この作品を演じるにあたり、大変なのは課題図書を読むこと。紹介するには内容を知っていないとお話できませんからね!
それを思うと雪でお休みになったのは「本、読みなさい」という本の女神様からの助け舟だったのかもしれません。

図書館の研修室でどこまで舞台音響照明にこだわれるかも、なかなかの工夫が必要でした。
暗幕で白い壁やガラス窓を黒くし、手製の照明で雰囲気を出して、紹介本に合うような曲や効果音を探して当てて。いい感じの劇場に仕上がったかな。

羅針盤初めてというお客様も多くいらっしゃいました。6年前に志賀町のフローリィで『こぶた』を観たというお客様もいて、再会を喜び合いました。
上演後にはお客様と紹介した本の話や作者の話、「この本は読んだことないから借りて読みます」という方もいらっしゃいました。
図書館でこの作品ができて、よかったなと思います。

保育園やこども園、児童館、図書館などなど。
ご依頼があればどこへでも出向く羅針盤です。
次は3月20日〜の芝居小屋「ざ」の陣へ向けて動き出します!
ご予約は始まっています。席数に限りがありますので、お早めにどうぞ!!