2020年。
東京オリンピックで賑わうはずのこの年が、新型コロナウイルスで大変な年になっています。
私たち劇団羅針盤も4月公演を「延期」とさせていただきました。
あくまでも「延期」なので、この公演のために用意した演目は、どこかで「帰ってきた50回公演」として披露できたらいいなぁと思っています。
劇団の稽古も4月〜6月中旬までお休み。
15年近く劇団にいますが、こんなに長いお休みは初めてでした。
お休み中にも代表はこまめにTwitterを更新。
4月公演の稽古風景を川端くんが撮影してくれていて、その写真を寸劇風に載せていきました。
→公演延期シリーズ★
劇団員でズーム会議もしました。
稽古再開までの間、何かできることはないかを考えるために。
過去の作品をYouTubeに上げよう!
ズームで撮ったアクションを繋いで!
過去作品の朗読を配役を変えて!
などいろいろ出ましたが、
入りたての新人ちゃん2人も参加しやすくて、他があまりやっていないことをやりたい!ということで、羅針盤ラジオをやってみることにしました。
ラジオのお題はTwitterやメールでお客様からいただきました。
稽古場に2人ずつ来て、録音、編集、TwitterとFacebookにアップ。
音響留学していた音響スタッフの静岡さん(ちゃこ)も参加してくれることになり、百人力!
羅針盤ラジオ、もうじき20回を迎えます。
これからも続くはずなので、お楽しみに!(って言っていいよね?ひらっつぁーん!)
で、8月「できるかも公演」について。
4月公演延期を決めたときに、夏くらいには公演できたら嬉しいねと、8月の里山の家を予約しました。
稽古を再開し、8月どうする?と何度も話し合いました。
三密を避けて、手洗い場を設けて、客席数を減らして、換気を良くして。
マスクやフェイスシールドつけて?
客席と舞台との境目に紗幕とか?クリアボードたてる?
飛沫が飛ばない工夫がいるよね、いっそ喋らないとか?
それだけ対策しても緊急事態宣言出たら、もうできないよね?
じゃあ、大々的に宣伝するのはやめて、少しずつ情報公開していこう。
「できるかも」ってことでお客様にもお伝えして。
ということで、「できるかも公演」です。
タイトルは『SCENE』
はい、ダジャレです。
でも、タイトルのような内容になるはずです。
詳しい上演時間や稽古風景などは、今後のTwitterやホームページなどを見てくださいね。
今回ばかりは必ず来て下さいね!とは言いません。
でも、観に来てくださったら嬉しいのが本音です。
どうかご無理はなさらずに。
少しずつ、少しずつ。
(日記当番 寺嶋佳代)