●公演終了日記 顕聖二郎真君(田中麻衣子)

天に並ぶもの無き英雄、顕聖二郎真君

カンフーサークル武練隊、出陣!

劇団羅針盤第47回公演『西遊記』!
お越し頂いた皆様、ありがとうございました!
顕聖二郎真君の田中麻衣子です。
前回の西遊記で、初めて舞台というものに立たせて頂きました。
ストーリー、舞台、音響、照明、スクリーンに映し出される映像や文字、衣装、舞台袖から見る皆さんの姿、頂いた二郎真君という役。
何もかも、かっこよすぎた!!!!!!!
その時の体験があまりにも強烈で、また二郎真君をしたくて、
再演来い!!!!!
と心から願っていました。
志波先生とも、事あるごとに西遊記の話をして、夢を膨らませていました。
なので、再演が決まり、お声をかけて頂いたときは、本当に嬉しかった!!!
台本や原作について、二郎真君について、先生と話したり、調べてみたり。
とにかく、二郎真君は、強くてイケメンなんですよね。
そして、志波先生の太上老君、私の二郎真君のポジションが明確になってきました。
決して、悟空八戒悟浄の敵ではないんです。
ちょうどそのころ、私は、セリーヌ・ディオンの『To Love You More』にハマっていました。結構昔の曲です。英会話のCMを思い出しますね!
この曲、伴奏のバイオリンが最高なんです。絡み方が見事。
このバイオリンのように、主役の平田さん、矢澤さん、能沢くんに、華を添えたい!
羅針盤さんの舞台が大好きな、西遊記に期待してくださってる皆さんに、最高の感激をお届けしたい!と意気込んでいました。

今回追加された一騎打ち

玉竜との対決もパワーアップ!

でも、いざ稽古になると、ずば抜けて皆さんの足を引っ張る私。
特に、会場入りしてからのラスト一週間がきつかった!苦笑
華を添えるどころか、不協和音の原因となってしまい、申し訳ないやら、悔しいやら。
何度も稽古を中断させてしまうんです。
平田さんや、志波先生始め、皆さん根気よく、分かりやすく教えてくださるのに、出来ない。
出 来 な い!!!!!
うわあああああああああああああああああああ
最高のわき役を演じるどころか、
なんじゃこれーーーーーーーーー
人生で三本の指に入る悔しさでした。
(ちなみに一つは、前回の西遊記稽古。笑)
でも、やるしかない!
そうだ!!
今こそ二郎真君ばりの強さを発揮するとき!!
今までやってきたことを信じて、私は天に並ぶもの無き英雄、二郎真君だと信じて、皆さんとここまでやってきた私ならできる!!と、本番を迎えました。
持っているものを出し切れたと思います。
皆さんに喜んで頂けたと思います!!
念願の平田さん悟空との一騎打ち。お話の背景もしっかり織り込まれていて、思い入れがとても深いです。
矢澤さん、三蔵法師の『またな!…孫悟空』、、、大好きなんですよ…。儚さを凌駕する強さ、その分切ない…。
能沢君法連の『…あ、わしか』毎日聞きたい。百発百中で面白い!
すでにお気に入りが多いのに、今回は、お二人の八戒&悟浄、金角&銀角も好きすぎて大変でした。笑
佳代さんの『西遊記』の文字をバックに立てたことは今回の自慢のひとつ!
荒ぶるひかるちゃんに笑いと元気をもらい、
吉村さんの音響、OPの音楽を聴くだけで鳥肌が立ちました。
いつも優しく温かく接してくださる宮向さんに、かっこいい照明を当てて頂ける幸せ。
『ああ、私ここに立ってるんだ』と何度も嬉しくなりました。
舞台といえば、龍さんの中華模様!めっちゃ可愛かったです!!
そして、お手伝いに来てくださった皆さん、お陰様で、思い切り舞台に力を注げました。
チーム羅針盤さんの西遊記の、なにもかもがお気に入りで、、、ご一緒できたことが、本当に幸せです。

「イー!」 「アー!」 「サン!」 「「…スー?」」

おまけ:フォトスポットでパチリ!

今回も、志波先生に最後の最後まで、全身全霊で支えて頂きました。
京都の先生や、天国の先生からも、とっておきのお言葉を頂きました。
平田さん、私に二郎真君という役を与えてくださり、本当にありがとうございました。
西遊記の公演は終わりましたが、私と二郎真君の旅はこれからも続きます!(前回も同じこと書いたような。笑)
強い意志があるところに、縁が生まれ、運命が形成される。
その中で、夢や、理想や、欲しいものを掴みに行くのですが、それがいつ叶うかは分からない。
ただ、意志のあるところには、確実に『有難い』体験が待っている。
望むことも、願うことも、頑張ることも、一人でできる。
でも、誰かと共に旅するのは、自分の力だけでは出来ない。
まさに西遊記な日々でした。
また皆さんと戦える日を夢見て、今世でも、輪廻転生の先でも待っています!!!
あ!そうそう、大事なこと。
矢澤さん、ご結婚おめでとうございます!!
7月の芝居小屋が超絶楽しみです~(n*´ω`*n)
追伸
忙しい中、一生懸命、三尖刀を作ってくれた能沢君。なのに私は一回の練習で壊してしまいましたm(__)m本当にごめんなさい。すごく立派な、かっこいい三尖刀だったのに、本当にごめんなさい。いつか三尖刀を献上できるよう二郎真君道極めて行きます。
(日記当番 田中麻衣子)