●公演終了日記 記録係、330号、しかし──兎(矢澤あずな)

「この1週間で1829回目です」

「儂らは死にたくない。それだけじゃ」

劇団羅針盤第26回公演「SLASH NUMBERS -7人のた-」無事に公演終了いたしました。
3ステージ満員御礼、ご来場頂いた皆様本当に有難うございました。
兎役の矢澤あずなです。
公演が終わって3か月以上経つらしいです…早っ!
そりゃぁ記憶がもう定かじゃなくなってくるわけですね(笑)
さて、10周年第2弾は新作!ということで、とてもハードな作品になりました(笑)
かつてこれほどまでに走ったことがあるだろうか。
これほどまでに立ち回ったことがあるだろうか。
しばらくはこの記録を塗り替えたくはないです。
あ、でも体力的には30歳を迎えるまでにはもう一度やりたいです(笑)

「兎です。忘れたんですか?」

「そして物語の扉が、開く」

今回は初めてダンスの振付にも挑戦してみました。
ダンスの中で本持ちたいやら台詞言いたいやら着替えたいやら最後は鉛筆さしたいとか…
オーダーが多すぎて死にそうになりました(笑)
なので仕上がりはおい詰め込み過ぎたろ!ってくらい詰め込みました。
本当はもっともっと詰め込みたかったのですが、うまく詰め込む技術が足りなかったですね。
なのでそれは次回への課題!
それでもアンケートやツイッターで「ダンスかっこよかった」の言葉を見るたびにホッと一安心です。
時間無い中ダンスの練習についてきてくれたみんなに感謝です。
照明とSEにもとても助けられました。派手なダンスに仕上げてくれてありがとう。

「思い込みじゃよ思い込み」

「330号と人は呼ぶ、ただのババアじゃ」

そして毎度死にそうになる衣装(笑)
今回はデザインにはややんが入ってくれました。これまた絵が上手なので大助かりです。
こんな感じがいいとか言ったのそのまま書き表してくれるんですよ。
その絵心ちょっぴでいいから分けてほしい…!
今回は基本手作りで!という一言に始まってしまったがために、地獄の日々でした。
えぇ、地獄の日々でした(苦笑)
なんで手作りって言っちゃったかなぁ私。。
でもとても良いものになったと思います!
次こそは、もっと余裕を持って楽しみたいですね(笑)

「お茶を用意して悪役を用意して、それで何が残るってんだ」

「山のてっぺんに刺さっていた蓬莱の玉の枝!」

芝居中はただがむしゃらに走り続けていましたが、
終わってみるととても良い作品だったなと改めて思います。
10周年という節目にこの作品に出合えてよかったです。
次は12月!10周年記念ラストはどんな作品になるかお楽しみに!

「エンジン臨界、アップトリム!」

「お前を守るお節介は、あたし一人になっちまったよ!」