● 公演終了日記 ベン(岡本真吾)

記憶を失った探偵・ベン

「こっちには爆弾がある」・・・・・言い方間違えた!

毎回思うことなのですが、始まってしまえば本当にあっという間に終わってしまうなとしみじみと感じています。今回は、たくさんのことを勉強させていただきました。ひさびさの新作。しかも、無謀ともいえる初主演。しかも、・・・舞台裏で給水できる時間・・・わずか2、3分。・・・たしか90分の公演時間ですよね??・・・どうりでしんどいわけだ(>_<)出続ける芝居もやってみたいとは確かに言いました。しかし!出過ぎでしょ!!大量の汗をかきながら、わずかの水分補給では死にます!?・・・そんな訴えもあっさり却下されました。でも、楽しかったです!!客席におられるお客様をいつも以上に見ることができ、皆様の楽しまれている姿を見させていただくことができ、充実した公演となりましたm(__)m・・・見すぎて台詞のタイミングを多々はずしてしまったのは内緒ですが。
また今回の公演には様々なハプニングがありました。あれは、本番二週間前のこと。急に声がかすれてきた。喉には多少の違和感はあるが、・・・風邪だろうと様子をみてみることに。咳がでるわけでもなく、喉の痛みも消えた。しかし、声が消えていく。・・・???そのまま一週間放置してしまい、病院へ行く。
「あ~。やっぱできてるね~。声帯の両側にポリープが。来週に公演!!最悪だ。とりあえず3日間は声出さないでね。」
・・・はい。
薬をもらい、一日だけは声を出しませんでした。二日目は我慢しきれず、少し(?)だけ出してみました。三日目には調子にのって8割ぐらいの声を出してしまいました。まぁ、治った・・・ような気がするからいいよね?
ハプニングはそれだけには終わらない。公演初日。足枷をはめる直前。まだ公演が始まって2、30分ですね。もとやんとのシーンで、すねを強打(>_<)激痛の中、足枷をはめることに。・・・痛すぎる(+_+)始まってしまったからには最後までいくしかない。最後の最後まで激痛に堪え、なんとか終えることができた。公演後足を見ると、陥没してる。皮膚が切れていたわけではないので、中で血が固まってる。・・・少し腫れてきた。まぁ、最終日にはだいぶ痛みもひいたので大丈夫でしょうo(^-^)o
そんな体のトラブルに悩まされる公演となりました!!
こんな中、無事に公演を終えることができたのは、周りの方々の支えがあってこそです。一人では台詞ミスをカバーすることはできませんでした。着替えを時間内に終えることはできませんでした。お客様の笑いや拍手、応援がなければ痛みに堪えることができませんでした。
さらには、受付や会場整理をしてくださった皆様。音響、照明に関わってくださった皆様。舞台に設置や撤去をお手伝いしてくださった皆様。劇団員のみんな。客演の口出さん、声だけでなく様々なサポートをしてくださった美緑さん。そしてご来場いただきましたお客様、すべての方に感謝しています。本当にありがとうございました。そして、今後ともよろしくお願いします。

爆弾の解体なら任せろ!・・・・お前不器用だろ!

手がかりは新聞!・・・・・どれ?

思い出したよ、エイ兄

無理のある少年時代

妹の仇ぐらい、神様も大目に見るだろうさ

そして────