● 公演終了日記 大家(寺嶋佳代)

他人のブレンディを飲んだり

ベンと禁断の愛に溺れたり

皆様、第十五回公演『白と黒の境界線』にご来場いただきありがとうございました。
今回1年4カ月ぶりに女優復帰したわけですが、「楽しかった★」の一言につきますね。
芝居の中でも言われたように、縦横無尽に、自由にやらせていただきました!
特に、ベン&エイジ&キョウコ&大家の4人で爆弾解体するシーン!
台詞が入るまではシーンが進まなくて、どうしようかと思ったけど(@_@;)
初日にネジが外れないハプニングに見舞われながらも、
アドリブでつないで息ぴったり!ってところが見せられたのが芝居してる~!!
って感じがしてすごく楽しかったデス。
5年前、私の初舞台『へその王』で共演した香織さんと芝居するのも久しぶりで、
脚本を必死こいて書いてる平っつぁんに「2人だけのシーン作って!」
とわがままを言ってみましたが、接点なさすぎる設定だったので実現はしませんでした(泣)
なので、キョウコに関わりを持とうと、
大家という役を利用してジャックバウワーで握手を求めてみたり、ちょこちょこ絡んでみました。
今回一番苦労したのが、ベンにトマトジュースをぶっかけるところ。
稽古では量が多すぎる上に、なぜかもっさんの大事なところにばかりかかってしまって
「何の罰ゲームですか??」って感じで、ほんとに申し訳なかったです…
もっさん、ごめんね…
そのおわびに、汚れたベンシャツは、毎公演、丁寧に洗濯させていただきました。
本番は慎重すぎて全く赤く染まらなかった回もあったし、難しかったデス。
ともあれ、5周年記念公演に出られてよかったなと思っております。
大家さんという役に出会わせてくれた平っつぁん、ありがとうございました。
また、劇場番頭に穴をあけることになってしまったにも関わらず、
「受付は任せて!」と言ってくださった受付スタッフのみなさん、ありがとうございました。
何より、「寺嶋、お帰り~まってたよ!!」とアンケートに書いてくださったお客さま、
ほんとにほんとにありがとうございました!!

爆弾の解体に何故か参加したりしながら

実はすんごいことを考えていた大家さん